昨日は、会社帰りにゼップ大阪まで東京事変のグッズ買いに行きました。
チケット取れなかったので。

それをドキュメンタリー風に書いてみる。
駅に着いてから、明らかに今からゼップ行くんだろうなーって人たちの中に、わたしも行きますねん的な気持ちで紛れ込む。
道中、行きはそのまま紛れて行って、すぐにグッズだけ買って、帰りはちょっと余裕かましてコンビニまで買出しに来たという設定で駅まで戻ろう。と頭の中でなりたい自分を作り上げる。*1
すぐ買えるのかと思ったら、下に降りる階段に柵が設けられていて、グッズ買いに来ただけなのにグッズすら買えないの?と思いあわあわする。
どうしようかと思いながら、おずおずとスタッフの人に近づいて行き、「あのー、グッズだけ買いに来たんですけど…」と聞く。
心が折れる音がした。
その言葉によって、魔法が解けてしまった。
けど、開場したら買いに行けるとの言葉を聞いて一安心。
さっきの魔法が解けてしまったので、待っている間に新たな設定を考える。
前のカップルの男の人の方がマクドの袋を片手に提げて、何かを食しているのを眺めながら。
その内食べ終わり、親指を舐める。
人差し指を舐める。
中指を舐める。
5本全部舐める。執拗に。
ヒィ!と思いながらもまじまじと見ていた。
全部舐め終わって、袋の中から紙を取り出して拭いていく。
仕上げに入って終わりか、と思ったら、また親指から舐めていく。
ええええええ。
びっくりしてお姉さんを見る。
お姉さん全然普通。
こんな男でいいんですか!?その後手繋げるんですか!?と、肩に手を置いて問いかけたくなった。
そんな二人も食べ終わったら待ってる人たちの列の中に流れて行った。
きっと2階席なのだろうと思いながら見送った。

そして新たな設定も出来上がった。

わたしは明日の最終日に参加する。
けど、他の人より一枚上手なライブジャンキーのわたしは、明日スムーズに行ける様に前日にグッズを買いに来た。
という設定。

完璧過ぎる。これしか無い。

その設定に入ると、気持ち余裕が出てくるから不思議。

そして開場が始まって、グッズを買いに行く。
ところが欲しかったカセッTが2色とも売り切れ。
パラパラ漫画とエコバッグだけだと、わざわざゼップまで来たのがもったいないし…と思って、高いけどしずくTを購入。
あのもう一つの林檎ちゃんがぼやーっと写ってるTシャツは絶対に着こなせないだろうと思うし、何人か着てる人とすれ違ったけど、だれ一人似合ってなかったので。

その3点を購入して、あとは足早にゼップを後にする。
ゼップに向かう人がまだまだ居たけど、魔法がかかっていたから大丈夫。

でも、電車に乗って安心したら少し悲しくなりましたとさ。

*1:ワイルドマウンテンのスガヒコばりの自己暗示